【第8回】〜Umbra Boundary Builder〜簡単に境界をつくり移動範囲などを作れる
Umbra Boundary Builder
Robert MacGillivrayよりリリースされている、
簡単に境界を生成して配置できるアセット
例えば3Dゲームのアドベンチャーなどで、マップの外に出ないようにみえない壁を作ったりするのを簡単にできます。Nav Mesh Agentにも対応しているようです。
これでオブジェクトをひたすら配置したりする手間が省けます。
どんな人にオススメ?
- キャラクターがステージ外に出ないようにしたい
- 壁をつくるのが時間かかる
- なるべく簡単な操作がいい
- 迷路のように複雑なエリアを作りたい
使ってみた
それではひとまずインポート。
そして適当に土台となるマップを置いてみたいと思います。
![](https://temoshiblog.com/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-10-11.45.35-1024x485.jpg)
簡素ですみません・・・汗
床を作ってキャラクターに移動してもらいたかったので、
お馴染みのGameCreatorのPlayerを置いています。(時短!笑)
GameCreator?という方は是非このブログでも紹介しているのでご覧ください。↓
【第1回】〜Game Creator〜コード無しでつくれる!3Dゲーム製作ツール
このままだともちろん床の外に出ると、
落ちていってしまいますね。
この程度の床にならもうCube配置して透明にして壁作ったりしても早いかもしれませんが、
Umbra Boundary Builderを使ってみます。
まずは上部ツールバーのTools⇨UmbraEvolution⇨UmbraBoundaryBuilder⇨Add Boundary Builderを選択
![](https://temoshiblog.com/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-10-12.01.34-1024x273.png)
そうするとUmbraBoundaryBuilderというオブジェクトがヒエラルキーに配置されました。
Boundary Builderというスクリプトがついているので、このコンポーネント内で色々やるのかな?
![](https://temoshiblog.com/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-10-12.04.39-1024x589.jpg)
Add New Boundaryを押すとBoundariesにNew Boundaryが作られました。
Go Toってあるので押してみます。
![](https://temoshiblog.com/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-10-12.07.14-507x1024.png)
子オブジェクトとして生成されたNew Boundaryにスキップしました。
そのインスペクターにはBoundaryスクリプトがついています。
![](https://temoshiblog.com/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-10-12.09.03-629x1024.png)
なんか色々ありますね。。。Start Placing Nodesを押します!
このように押してもなんもならんぞ・・・と思ったらシーン上でクリックをするとでかいけどつくられました!
コンポーネント内の数値を調整してサイズを変えてみます。
![](https://temoshiblog.com/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-10-12.16.14-1024x602.jpg)
こんな感じでしょうか?
Placing Nodesを一旦Stopして、Generate Meshをしてメッシュを生成。
![](https://temoshiblog.com/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-10-12.18.33-532x1024.png)
再生してみます!
なんかメッシュがついてるので紫になっちゃってますが壁ができています!
この容量で4つ見えない壁を作ってみよう・・・
これでGenerate MeshからのMesh Rendererを非表示にして再生!
できました!
無事見えない壁が四方にあり、高さも調整したのでジャンプで乗り越えられることも無くなりました!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
気になった方は是非アセットストアでチェックしてみてください。
こちら↓
ステージをつくったりするときに作業一つがこんな感じではやく、簡単にできるようになるのはアセットの良いところですね。
細かい調整や一からつくる手間を減らして、よりゲームの面白さを追求する本質的な作業に向かう時間を増やせます。
今回はこんな感じで。
それでは!💤