【第37回】〜Footstep System〜地形に合わせて足跡や足音を実装
Footstep Systemとは
Invectorよりリリースされている、
キャラクターの足跡や足音を地面に合わせて実装できるアセット
足元の環境に合わせて足音や足跡を実装すればよりゲームの感触が良くなります。
このアセットで簡単なセットアップでワンランク上のフットステップに仕上げれます。
どんな人にオススメ?
- よりゲームにリアリティを出したい
- 操作している感触を出したい
- 自然さをもっと出したい
- 地面、床に合わせて足音が変わる様にしたい。
使ってみた
まず最初に、
ドキュメントを開くとWindowからInvectorを開いて〜
と書いてあるのですがインポートしても出てきませんでした汗
一応出なくても普通に使えそうなので大丈夫だと思います。
さて、
足音をとりあえずで入れたり、
砂埃をパーティクルで配置して歩いてるっぽくしてみたりはした事あるのですが、
地面に合わせて変化させたり、足跡はやったことないしどうやるのかなぁってとこで
このアセットがあったので、使ってみたいと思います!
まずはプロジェクト内にあったデモシーンをみます↓ ※音出ます!
足跡でているのと鉄の床の上になると足音も変化しています!
草の付近だとガサガサと草を踏む音、
それ以外はザクザクと土の上を歩く音になり足跡が出ています。
鉄の上ではガンガンッと足音が変化していますね!
ではどの様な仕組みなのか見てみます。
まずはデモのモデルを一旦非表示にして、自前でやってみます。
今回はGame CreatorのPlayerを置きます。
歩ければなんでも良いと思います。
![](https://temoshiblog.com/wp-content/uploads/2021/08/スクリーンショット-2021-08-23-0.31.13-1024x531.jpg)
そしてV Foot Stepというスクリプトを付与します。
中を見ると色々このアセットのファイルが色々付いています。
まずは足にトリガーをつけるという作業をするっぽいです。
Animation TypeというところをGenericにします。
Humanoidのモデルには自動で生成されるとドキュメントに書いてあったのですが、
されなかったのでGenericにして自分で付けます・・・!(よく分かってない)
![](https://temoshiblog.com/wp-content/uploads/2021/08/スクリーンショット-2021-08-23-0.33.25-1024x672.jpg)
TRIGGERSというところのNewを押して両足分の2つを追加します。
トリガーになるオブジェクトが生成されましたら、
モデルのカカトあたりにくるように設置します。
![](https://temoshiblog.com/wp-content/uploads/2021/08/スクリーンショット-2021-08-23-0.41.15-1024x564.jpg)
半分はみ出るぐらいがいいみたいです。
ちなみにこのトリガーに付いているV Foot Step TriggerスクリプトにOn Step()があるので、
ここに足跡などと一緒に発動したい関数があれば設定できそうですね・・・!
トリガーをつけれたらSurfacesというところを設定します。
Addを押してAudio Surfaceファイルをアタッチしていきます。
![](https://temoshiblog.com/wp-content/uploads/2021/08/スクリーンショット-2021-08-23-0.49.14-1024x564.jpg)
アセットのデモで用意されていた3つのAudio Surfaceをつけて、
4つ目に自分で用意したものを追加しています。
どうやらこれでどんな所を歩いた時にどの音を出す、などの管理をするようです。
このAudio Surfaceの中身を見てみます。
デモで用意されているgrassSurfaceです。↓
![](https://temoshiblog.com/wp-content/uploads/2021/08/スクリーンショット-2021-08-23-0.52.45-1024x564.jpg)
上のTexture Or Material Namesにはgrass、deadgrassと名前が入っています。
このアセットはテクスチャとマテリアルで機能するようなので、
![](https://temoshiblog.com/wp-content/uploads/2021/08/スクリーンショット-2021-08-23-1.03.39-1024x564.jpg)
grass、deadgrassというテクスチャの上を歩いた所で反応するようになります。
その下のAudio Clipsには足音が付いています。
若干違う音をいくつか用意してあげると毎回違う足音が聞こえるような感じになるので、
全部同じ足音の連続という不自然さを無くすことができそうです。
さらにその下のScript、Audio Souceはデフォルトのままで良いと思います。
![](https://temoshiblog.com/wp-content/uploads/2021/08/スクリーンショット-2021-08-23-1.10.29-1024x564.jpg)
Audio Mixer Groupは足音ごとに用意出来るようで、
音量を分けることもできます。
自分で用意した足音ならNew Groupのところを編集して使えそうです。
![](https://temoshiblog.com/wp-content/uploads/2021/08/スクリーンショット-2021-08-23-1.14.58-1024x564.jpg)
あとは足跡ですね。
gravel Surfaceの方になりますが、
Use Step Markにチェックが付いていて、
生成するプレハブをアタッチしています。
![](https://temoshiblog.com/wp-content/uploads/2021/08/スクリーンショット-2021-08-23-1.18.36-1024x564.jpg)
これでどんな足跡を出すか、それとも使わないかを設定しておけます。
おおまかにはこんな感じで、
自分でとりあえずつくったSurfaceの方はこうなってます!
![](https://temoshiblog.com/wp-content/uploads/2021/08/スクリーンショット-2021-08-23-1.21.34-1024x564.jpg)
MyMaterialに適用するようにして、
足音じゃ無いんですけど分かりやすく違う音を設定して、
足跡は出すようにしています!
![](https://temoshiblog.com/wp-content/uploads/2021/08/スクリーンショット-2021-08-23-1.23.27-1024x564.jpg)
雑ですいませんが分かりやすいように・・・笑
赤いマテリアルのMy Materialを適用しています。
それでは歩いてみましょう!
ちゃんと赤いブロック上では変な足音がして足跡も出てきてくれています!w
マテリアルを紐づければ足が地面についた時に音と足跡を出してくれるので、
設定自体も楽ですごく使えそうです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
気になった方は是非アセットストアでチェックしてみてください!
キャラクターの足踏みに合わせて足音、足跡などを出すって
いざスクリプトやアニメーションを駆使して実装しようとすると
意外と手間がかかり時間つかうと思うので、
これはそんなストレスを解消してゲーム製作を捗らせてくれそうです。
今回はこんな感じで!
それでは💤